不妊治療体験記⑦
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記⑥はこちら↓
①はこちら↓
10月の3週でフェニックスアートクリニックを卒業しました。
卒業の日、小さな体に手足が生えているのが確認できました。
感動…
サイズも30mmを超えていたので、ネット情報では一安心?
5つ残った胚盤胞は全て保存してもらうことにしました。
ちょうど保管更新の期限が出産予定日周辺になることがわかったので、忘れないようにこの時点で更新手続きをさせてもらいました!
5つ更新で15万円ほどでした。
卵の保管期限も頭に入れておかないといけないの、大変ですよね。
私は本当にそそっかしいので、覚えているうちにやらないとダメなのですw
これに加えてマミーブレインになると思うと、もう日常生活もままならないんじゃ??なんて思います。
そして10月末に産院の初診でした。
私が出産でお世話になることにしたのは山王病院です。(山王バースセンターではない方)
フェニックスの藤原先生がもともといらっしゃったというのも理由の一つですが、私が産院選びで重要視したのはつのポイントです。
①24時間無痛対応
自然誘発での無痛分娩を希望していたので、これは絶対に譲れない条件でした。
山王では計画無痛と自然誘発を選択する人は半々くらいに分かれるそうです。
②個室対応
山王病院は全て個室なので個室が埋まっていて大部屋に、なんてことがないのです。
産後ボロボロの状態で同室の方に配慮するのもしんどいし、騒がしい人がいても嫌だし…
個室なら夜更かしもできるしイヤホンもいらないし、とにかく自由!
③ご飯が美味しい
こんなこと言っちゃ失礼なんですが、私が部分胞状奇胎の手術で日赤に入院していた時、本当にご飯が口に合わなかったのです。。
ぶっちゃけ、こんなにしんどい思いをしてるのにこんなご飯食べたくない!!!
って感じでした。
なので産院はご飯が美味しいところにしようって思ってたんです。
山王のご飯はとても評判が良さそうだったので、もうここしかないって思いました。
ちなみに、「お産の山王」と言われているだけあってとっても人気みたいです。
私は胎嚢確認後すぐに予約の電話を入れたのですが、その時点で初診は1ヶ月半待ちでした。
なので山王病院での出産を検討されている方は早めに予約をした方が良いです!
ここでの初診で感じた感想は「大きい病院って疲れる」です。
フェニックスの落ち着く雰囲気は個人クリニックならでは、ですね。
同じくらい時間がかかっても、山王の方が長く感じました。
山王は山王で先生もスタッフの方も皆さん親切で感じよかったです。
これも賛否が分かれるテーマだと思うのですが、私は初診の時点でNIPTを受けることを決めていました。
山王の認可で受ける場合は3つのトリソミーしか項目になく、未認可でフルコースでも良いかと思ったのですが、私は山王で受けることにしました。
理由は認可だと両親揃ってカウンセリングを受けないといけないからです。
父親としての自覚を持ってもらうのって、本当に難しいと思うんです。
私の主観では10ヶ月お腹で育てる女性の方が、何倍も早く母性が目覚めると思うので…
少しでも目線を合わせて欲しくて夫婦カウンセリングが必要な認可で受けることにしました。
13週で検査を受けて、結果は陰性。とても安心したのを覚えています。
NIPT悩んでいる方たくさんいらっしゃると思います。
少し前までは35歳未満は受けられなかったそうですが、いまはそのルールが撤廃されています。
私は与えられている選択肢は使ってみたいタイプなので、受けることにしました。
胎児ドックも受ける予定でしたが、主治医が「毎回胎児ドックくらい丁寧にエコーしているからわざわざやらなくて大丈夫だよ」と言ってくれたので、このまま普段の検診でお任せすることにしました。
選択肢シリーズでいくと、臍帯血保管もありますね。
私はステルセムで臍帯血と臍帯のW保管をしてもらうことにしました。
これについてはまた別の機会に詳しく投稿しようと思います。
ちなみにダラダラと続いていた出血ですが、血腫のせいだったようです。
全部排出されるか、体に徐々に吸収されていくそうです。
私は11月(妊娠4ヶ月)まで出血してました。
血腫はいつの間にか体に吸収されてなくなっていました。
無事に12週の壁を越えることができたので、不妊治療体験記としての記録はここまでです。
少し特殊な経緯でしたが、どなたかの参考なったら嬉しいです。
私に答えられることであればお答えするので、何か気になることがある方はコメントしてください。
次からはマタニティライフについて色々お話ししたいと思います。
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この頃もお腹が張る感じがして、不安になるたびに近所のクリニックへ行っていました。
そちらでは出血がある時点で切迫流産!って言われました…
不妊治療体験記⑦
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記⑥はこちら↓
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1週間ぶりの更新になってしまいました。
予定日超過中です…
5月中に生みたいな〜
妊娠初期の出血問題、たくさんの人が不安になっていると思います。
いっときLINEの不妊治療オプチャに参加してみたりしてたのですが、
そこでも出血について質問されている方が何人かいらっしゃいました。
近所のクリニックで確認してもらった翌日、念の為フェニックスへ。
先生曰く「どんぶりいっぱい出血しても大丈夫な人もいるから、心配しすぎないで」とのこと。
それくらい初期は出血しやすいようです。
不安な日々を過ごしながらも9月末に無事心拍が確認できました。
「血は出ないに越したことないから70点!でも出血してもほとんど継続するから」って言われて一安心でした。
その後も少量の出血はしばらく続いていました。
このあたりからつわりがスタート!
朝起きた時が一番辛かったです。
夕方から夜にかけてマシになる程度で、この時期は1日1食(0.5人前)しか食べられませんでした。
ちょっと話がそれますが、6週に突入した日、ある夢を見ました。
私は赤ちゃんを抱いていて、「おはよう」と話しかけると「おはよー!」って新生児が喋るんです。
もう喋るの!?と思いながら、そこで私は出産後1度もオムツを変えていないことを思い出します。
やばい!ごめんオムツ変えるね!って服を脱がそうとしたら、それも腰を上げて手伝ってくれる賢い子ww
オムツを脱がして私が思ったこと、、
「おちんちんがない!!!」
そこで目が覚めました。
女の子が生まれるんだ、と8割くらい確信しました。
実際女の子判定をもらったので、夢に出てきたのはきっとこの子なんだろうな。
ちなみに強いていえば私は女の子希望、彼は男の子希望でした。
喋るのも早かったら面白いですね。
その2日後にまたおりものシートいっぱいの鮮血の出血…
深夜3時にゾッとしました。
翌朝病院で診てもらいましたが、順調とのこと。
5mmの身長に110くらいの心拍数で、生きてるんだ…と実感しました。
つわりがめちゃくちゃしんどくて、この辺からお風呂キャンセル界隈にw
10月に入ってからはほぼ布団で過ごしていました。
この辺で体重は妊娠前から3kgほどマイナスに。
この時も微量な出血は続いていましたが、ある程度慣れました。
そして10月半ばに母子手帳を発行してもらいました。
私の中で母子手帳の発行って結構大イベントでした。
この先の妊娠が続きますようにって祈る気持ちで受け取りました。
助産師さんとの面談ですが、不安なことを聞かれて答えても
「人によるから〜赤ちゃんによるから〜」ばかりで、じゃあ聞くなよって思ったのを覚えてますw
生まれてみないとわからないのはその通りですけどね。
これから自治体の面談がある方は、具体的な補助やサービスについて質問するのが有意義だと思います!
不妊治療体験記としては次で最後になるかと思います。
その後は妊娠中の出来事や産院の情報を書いていく予定です。
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不妊治療体験記⑥
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記⑤はこちら↓
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8月半ばが判定日でした。
結果は残念ながら陰性。
一発は無理だったか〜って感じでした。
次のホルモン剤はワンクリノンに変更してもらいました。
これがめっちゃ私には合ってました!
1日1回で済むのと、アプリケーターで挿入するので衛生的、常温保存可能なので持ち歩きもしやすい!
革命でした。
最初っからこれが良かったよ…
先生が言うには1日1回だと入れ忘れた時に潰しが効かないからってことらしいです。
入れ忘れないよ、めちゃくちゃ金かかってるんだもん笑
そんなこんなで9月頭に2度目の移植を迎えました。
この時使ったのが本命の4AAです。
頼むよ!!って気持ちで過ごしてました。
皆さんは判定日の前にフライング検査ってしてますか?
インスタなどの妊活アカウントだと、すごくこまめに検査薬をされている方が多い印象です。
私は反応がないと落ち込んじゃうので、判定日までやらないつもりでいました。
でもやっぱり気になっちゃいますよね…
ってことで2日前にやっちゃいました!
そして結果はなんと陽性!!!
まだ期待しちゃダメ!と思いながらもすごく嬉しくて飛び上がりそうでした。
初めての妊娠から11ヶ月が経っていました。
今度こそちゃんと産んであげないと、と思ったのを覚えています。
ちょうどその翌日は、私の不妊治療を知る友人たちとのランチだったので(みんな飲む)陽性反応が出たことを伝えました。
とても喜んでくれて、胎児ネームの『はち』は友人が考えてくれました。
私がハチワレが好きなので…
ハチワレみたいに優しくて勇敢で友人に恵まれた子になってほしいなって。
判定日にHCGを測ってもらい、数値は237でした。
これはいい数値と言えるそうです。この時点で4wでした。
とはいえ胎嚢はまだ確認できていないので油断せず。
これまで何かあったら、と思うとアプリを入れるのも怖かったのですが、1年ぶりにトツキトオカをインストールしました。
1週間後に再度診察を受け、11mmの胎嚢を確認。
本当に安心しました。子宮外の可能性はクリア!
次は2週間後といわれドキドキ…
この時期はものすごい検索魔になっていました。
どんな情報も気になって、不安で、とにかく気持ちが安まらなかったです。
この時期は期待よりも不安が優っていたように思います。
この翌日すごくお腹が張って、寝たきりでした。
クリニックが閉まっており、モヤモヤしたまま過ごしました。
さらにその翌日、お腹がまだ張るので病院に行こうと思っていたところ、朝一のトイレで出血を確認。
茶色い血でしたがパニック…
先生には結構な確率で出血するから慌てないでねって言われていたんですが、半泣きでした。
この日もクリニックが休みだったので、近所の別の婦人科でエコーしてもらいました。
結果お腹にまだいてくれて、一安心。
トイレに行くのが毎回怖かったです。
不妊治療体験記⑤
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記④はこちら↓
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採卵後、先生から衝撃の一言が!
「精子の状態が悪く、どのみち顕微授精一択だったよ」
まじかー!!
なんにせよ私がせっかちで心配性だったことで、タイミング法などを試す無駄な時間を使わずに済みました。
前回が自然妊娠だったから双方問題ないと思い込んでました。
蓋を開けてみたら奇跡だったみたい。
本来自然妊娠は難しい私たちのところに、奇跡的に来てくれたあの子のおかげで今があるということです。
ありがとうね。
この時の顕微授精で凍結できた胚盤胞は7つでした。
グレードは以下の通りです。
5日目3AB
5日目3BB
5日目4AA
5日目4AB
5日目4AB
5日目4BC
6日目4BC
次の生理が始まったらいよいよ移植周期です。
新鮮胚移植してもいいけれど凍結胚を元気な子宮に戻してもいいと思う、と助言をいただきそうすることにしました。
結果に差はあまりないようで、ホルモン治療は相当体に負荷がかかるといういうことが伺えますね。
移植予定時期は7月の頭だったのですが、計算してみると予定日が3月末に。
これは本当に賛否あると思うのですが、私たちは1ヶ月待ってから移植をすることに決めました。
と、いうわけで空いた1ヶ月でやりたいことをやり尽くさないといけません。
6月後半から2週間、私はチェコ、ハンガリー、オーストリア旅行に行くことにしました。(極端)
この時の旅行記もいつか投稿できたらいいな。本当に最高の旅でした。
そしてお酒大好きな私は駆け込みで、たらふく飲んで過ごしました。
生ものや水銀系、濃いめのカフェイン、妊婦さんが注意しなきゃいけないものはこの期間に食べ尽くしてやる!という勢いでw
妊娠前から食生活を管理されている方もいらっしゃると思いますが、私はこの時それはしませんでした。
葉酸のサプリだけ摂るようにしていました!
ちなみに採卵期間中の飲酒や食生活ですが、先生に確認したところ「特に制限しなくていい、普通に何事もほどほどに」とのことだったので、のびのびやっていました。
調べていくとキリがないですよね。
採卵期間でも飲酒はNGという病院もあります。
私は何事も主治医の意見に従うことにしていましたが、それぞれが納得いく形で向き合うのが1番かなって思います。
そして8月頭に5日目3ABを移植しました。
一番いいグレードのものにしなかったのは先生の判断です。
まだ体の状態や薬との相性もわからないから、1番いい本命の卵は一旦取っておこうとのことでした。
私もそれがいいと思ったのでその通りにしてもらいました。
移植は本当にあっさり終わります。痛くないです。
採卵の時のことを思い出して怯えてましたが全く何のダメージもなく終わりました。
移植の際に膀胱に尿を溜めておくと位置を把握しやすいようで、移植前にたくさん水を取ってトイレを我慢するのがきつかったくらいかな。
この日のお会計は16万円でした。
移植後の過ごし方については、15分休んだら帰宅していいとのこと。
普通に生活して大丈夫だそうです。
つい神経質になって、安静にしなきゃ!って思ってしまうんですが、子宮中に卵を戻しているので母体の行動のせいで出てきちゃうってことはないみたいですね。
その後の過ごし方も同様、着床するかしないかは卵次第とのこと。
こちら側でできることといえば、ホルモン剤を忘れないことと葉酸を飲むことくらいでした。
移植後はちょうど夏休みだったので、ダメ元で旅行してもいいか聞いてみたんです。
なんとOKでしたww
飛行機も問題ないそうで、石垣島に行ってきました!
海も入っていいとのことだったので、シュノーケリングをしっかり楽しみました。
口に入れるものだけ気をつけて過ごしました。
この時ルテウム腟用坐剤を使っていましたが、本当に管理が大変でした…
冷蔵していないといけないので持ち歩くのに保冷バッグが必要です。
1日2回、指で中に押し込まないといけないので衛生的にも私はちょっとうーんって感じでした。
皆さんはどの黄体ホルモン剤をつかっていましたか?
不妊治療体験記④
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記③はこちら↓
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私が最終的に選んだのはフェニックスアートクリニックです。
通院のしやすさと、Googleの口コミでの評価の高さが決め手でした。
外装も内装もホテルのように綺麗で、待合席には仕切りがあり落ち着いた雰囲気のクリニックです。
私は院長の藤原先生に担当していただくことにしました。
藤原先生の診療は自費診療のみで、2000円の院長加算がつきます。
保険診療を検討されている方は他の先生が担当についてくださるようですが、口コミを見ると他の先生方も非常に評判が良いので気になる方は口コミ読んでみてください!
保険診療の場合は「診療計画」を作成して治療周期に入る前に先生と治療方針のすり合わせを行うようです。
ちなみにこちらのクリニックでは独身証明書などの必要書類を提出すれば、未入籍の事実婚カップルでも治療が受けられます。
今っぽいですね!
2024年5月中旬、初回は彼と一緒に受診しお互い感染症などの基本検査を行いました。
二人合わせて自費で3万円ほど。
以降は採卵日以外私1人での通院です。
ちなみにこの時点でのAMHは31歳で4.30でした。
2人とも特に異常はなく、採卵に向けて準備が始まりました。
採卵周期に向けて用意するもの
①婚姻関係報告書の提出
②法的書類の提出 戸籍謄本など
③感染症採血(初診で済ませた)
④女性の採卵前の全身チェックの採血(初診で済ませた)
⑤同意書提出
⑥過去の保険診療での体外受精の回数等が記載されている紹介状(ある人だけ)
⑦保険診療の場合は計画書の作成(半年に一回)
月経1~3日目で受診し、採血と経膣超音波検査を行い、卵巣の状態に合わせて飲み薬や注射を処方してもらいます。
注射は自己注射でしたが、とっても簡単なので安心してください!(過去の卵子凍結の採卵時は怖くて毎日注射のためにクリニック通いしていた私でもできた)
月経8~10日目で卵胞の大きさに応じてまた薬や注射を処方してもらいます。
そして月経10~12日目には卵胞の大きさに応じて採卵日を決めます。
こまめに受診して卵胞がどれくらい育っているか都度確認して採卵日を決めてもらいます。
採卵2日前の21:00にオビドレルの注射を半分だけ打ち、前日は21:00以降絶食でした。
水分は当日朝7:00までOKでした。
採卵当日は彼と一緒に朝7:30に受診し彼は採精室で精子を採取します。
採卵は局所麻酔で、20分くらいで終わりました。
採卵後の卵巣がめっちゃ痛くてロキソニンでは足りなかったので座薬を入れてもらいました。(卵子凍結の時も痛かった)
坐薬の痛み止めを入れてもらった後は痛むことはなかったです。
注意された点は当日は運動や飲酒を避けてシャワーのみってこと、次の生理まで夫婦生活は控えることでした。
私は夕方には回復していたので、当日軽く友人と食事に出かけました。
緊張感ないね!笑
気になる費用ですが、
自費の場合採卵の周期でかかる費用は50~70万円、保険診療で15~18万円と案内がありました。参考にされてみてくださいね。
不妊治療体験記③
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記②はこちら↓
①はこちら↓
体に不調がないことの確認と同時に進めていたのが、不妊治療のクリニック探しです。
え?いきなり不妊治療?って思いますよね。
私は部分胞状奇胎が再発するものと知った時から、1:1の受精卵を顕微授精で人工的に作ろうと心に決めていました。
胞状奇胎のデータでは再発率は10%〜20%とも言われています。
部分胞状奇胎の場合は再発率は1〜2%と低いものの、2回連続で発症した場合の再発率は15%を超えてくるというデータもあるようです。
(これらのデータは私の記憶と調査の結果なので不安な方はお医者さんに確認してくださいね)
1/500〜1000を引いた私は1/50〜100も怖かったんです。
それくらいこの半年は私にとってストレスでした。
ちなみに入っていた保険で30万円弱もらえました。
通院費は毎回5000円程度でこちらは対象外だったのですが、保険の確認もしておくと安心ですね。
入院費用は個室代金を入れて18万円くらいでした。
メンタル的に大部屋は避けたかったので一人でのんびり好きに過ごせる点は非常に良かったです。
通話もできますしね。
話がそれましたが、クリニック選びに戻ります。
私が重要視していたのは家からの通いやすさ、治療実績、綺麗さ(結構大切)です。
都内には有名なクリニックがたくさんありますが、私はこの3つをこの順番でポイントにしました。
治療実績よりも通いやすさが優先なのは、私はこの時点では不妊症というわけではなく、あくまでスムーズに顕微授精ができるクリニックを探していたからです。
実は2023年に既に卵子凍結は行なっていたので、どんな段取りになるかっていうのがある程度頭に入っていました。
卵子凍結についてはまた別の機会にお話しできればと思います。
結果卵子凍結を行ったクリニックとはまた別のクリニックで治療を受けることにしたのですが、その理由は単純にストックを分散させたかったからです。
万が一災害などで卵がダメになっても、別の施設に預けておけば安心かな、と。
卵子を凍結済みで受精卵凍結を別で考えている方はこういう考え方もあるんだな、と思っていただければと思います。
凍結卵子を使わなかったのは、今の年齢のうちに取れるだけ取っておきたい、と思ったからです。
これも私調べですが、冷凍卵子での出産率は35歳以下で10個で60%、確実とは言えないのです。
なので凍結卵子はあくまでお守りとして、新たに採卵をすることにしました。
全てをしっかり記録していたわけではないのですが、今後の投稿で自費での治療にかかった費用もお伝えしますね。
不妊治療にかかる費用が気になる方は参考にしていただければと思います。
保険適応の方の場合はそのまま3割で考えてもらったらいいのかな…
つづく
不妊治療体験記②
都内ゆとりママのびびです。
前回の不妊治療体験記①はこちら↓
術後はCTをとって、部分胞状奇胎の細胞分裂が他の臓器に転移していないかを確認しました。
悪性でなくても転移って言葉を使われるとヒヤヒヤしますよね…
結果は問題なし!
半年の経過観察の何が大変かって、退院後2~3ヶ月は毎週病院で血液検査をしなくてはいけないことでした。
経過が良好ならその後は2週間に1度(それでも多いっつーの)です。
ここではHCGの減少を測ります。
手術で中身を取ったからっていきなりホルモンの値が0になるわけではないんですよね。
このペースで検査するということはどういうことか…部分胞状奇胎は悪性化した時の増殖のスピードが非常に速いということです。
その際に早期治療ができるようにこのペースでの通院なのです。
ちなみにこの時の私は彼に相談し、全ての仕事を辞めていました。
毎週の通院となるとお仕事をされている方の治療は時間的にも精神的にも大変で、本当にストレスフルだと思います。
そしてさらにショックだったのが、1度なった人はそうでない人よりも再度罹患しやすいことです。
ただでさえ500〜1000人に1人くらいの確率引いちゃってる時点でかなりツイてないのに、再発してまた半年時間を取られるのは絶対に避けたいですよね。
幸い私は半年で妊娠許可が降りたので、2024年の春から妊活を始めることになりました。
妊活を始めるにあたって、先にできることは片付けておくことにしました。
まずは人間ドック!
自治体の補助を使うと20000円ほどで受けられたので、気になる方は住んでいる自治体の補助を調べてみるといいかもしれないです。
胃カメラも大腸カメラも経過観察期間中に済ませました。
その際大腸にいくつか小さいポリープがあって、内視鏡で切り取ってもらいました。
少し話はそれますが、大腸のポリープは6mmを越えると悪性化しやすくなる傾向があるそうで、小さいうちに切り取るのが安心とのこと!
ちなみに私はこの時点でちょうど良い6mm、あぶなかったー!
それから乳がん検診です。私は前々回の人間ドックで右胸のしこりを指摘されていて、半年に1度検査してもらっていたのですが、念のため妊活前に再度チェックしてもらいました。経過は変わらずおそらく脂肪の塊とのこと。
出産後はまたすぐ診てもらう予定です。
続きましては風疹抗体検査!
妊婦が罹患すると深刻な事態になるとのことで、彼と一緒に抗体を調べてもらうことに。
結果私だけ抗体が全然なかったので風疹麻疹混合のワクチンを打ってもらいました。
検査費と合わせて17000円くらいでした。
これで安心!と思ったんですけど、妊娠後の血液検査で抗体があんまり定着していないことがわかりました。
不安な人は2回打った方がいいそうです。1回打てばええんちゃうんかい!
もうお気づきの方もいるかと思いますが、私はなんでもすぐ検査するタイプの病院大好き女です。
帯状疱疹だ!と大騒ぎして皮膚科行ったらアセモだった女です。
まあなんにせよ妊娠中はできる治療が限られてしまうので、重大な疾患がないかを前もって確認することはおすすめです。